スケッチ!UBC

よーべーせー留学記  ~UBC、バンクーバー、えとせとら~

バンクーバーで眼鏡をつくろう

悲しいお知らせをしなければなりません。

 

 

わたくし、バンクーバーにて

 

 

眼鏡をなくしました。

 

 

ハロウィンではしゃぎすぎてダンスフロアにぶん投げてしまったそうです。

ちなみにこのときの記憶は皆無でございます。

酔いとは恐ろしいものです。記憶ばかりか視界も奪うのですから。

そのときご迷惑をおかけした人々への懺悔は片時も忘れたことはございません。

眼鏡を失ったチャップリンは大変滑稽だったでしょう。いや、私は何も知りません。覚えていないのですから。

 

 

 

スペアの眼鏡をもってきていたのでなんとか暮らしに支障なく過ごせました。多少度がずれていたので遠くの人の班別は苦労しましたが。

 

 

 

もう1つ悲しいお知らせをしなければなりません。

 

 

わたし、この春、

 

 

そのスペア眼鏡もなくしました。

 

 

このときは意識こそはっきりしていますから、なくしてしばらくは本気で探し回りました。

みんながダンスフロアで踊り狂う中、ひとりスネた顔してうろうろしてました。

途中、トイレの前に立っていたガードマン的な人に

お前さっきからゾンビみたいにうろうろしてていかにも怪しいな

ってガって腕つかまれて

眼鏡なくしたんだよ!!!!捜してんだよ!!!!!!!!!

ってブチぎれたら

ガードマンは大変悲しそうな顔で、ゴメェン…って言ってました。

りょーすけが覇気をまとった瞬間でした。

 

 

あのスペア眼鏡は自身が大学2年生のときから使用していたもので

非常に思い入れ深いものでした。

大学時代の「劇的な瞬間」を

奴はいつもうつしだしてくれていました。

別れは突然やってくるのです。

皆さん、日々、感謝の心だけは忘れないで。

 

 

 

 

というわけで眼鏡をなくしてしまったりょーすけ。

視力0.3はまぁ生きてはいけるとはいえ

字は全く読めないし人の顔を認識することもできないしで

どうしようもない。

というわけで、泣く泣くバンクーバーで眼鏡を買うことに。

留学終盤における土壇場の大事件である。

 

いろいろとリサーチした上で、最良かな、と思ったのが

UBCのVillageにあるこちらのメガネ屋さん。

 

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流れ

 

自身の視力が分かっていればよいのだが

今回りょーすけは眼鏡を「紛失」しているのでもうお疲れ様です。

併設の眼科医のもと視力検査に臨む。

まずはその視力検査の予約のために一度訪れる。これが月曜日。

 

つぎの予約がとれるのが水曜日とのことなので

 

火曜日の授業の死亡が確定した。

 

で、視力検査をしたのちフレームを選び、眼鏡をつくる、という感じ。

ほかのお店では1週間かかるとかいう授業大虐殺不可避な打診だったが、

ここではなんと24時間でできるそう。仕事がはや~い。

 

UBC Studentは割引も受けられるそうなのでもう万々歳。

 

 

視力検査

 

こっちの視力検査ってどんなもんだろう、ということで

前回扁桃炎をやったときの通院同様それなりに単語を調べた上でいざ参る。

 

まずは問診票の記入。

 

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記入中、現在の眼鏡はお持ちですか~?ときかれ

全米が涙する苦笑いを示すりょーすけ。

 

ぼく:…なくしたん…すよね。

店員:Oh… 

……。

 

そして奥の診療室に通される。

 

 

日本における視力検査といえばこれ

 

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ランドルト環による視力測定だ。

僕はこれのことを便座と呼んでいる。

 

便座に対してどっち向きから腰かけるかを応えるあれを浮かべる人が大半だろう。

うえーwwwww、とか、ななめひだりしたーwwwwww、とか。

 

こっちでは。

 

アルファベットだった。

 

たとえば F P T 

たしかにぼやっとした視力では判別できない。

 

その後は至ってシンプルで

いろんなレンズをあてがわれて

1のレンズと2のレンズ、どっちがクリアですかー?

っていう問答。

1のがいいね、1も2もあんまり変わらないね

っていう英会話初歩のレベルで問題なくこなせる。

乱視もはいっているのでここのプロセスがちょっと複雑だったが、とんだ杞憂だった。

 

そして問診票を渡される。

日本とカナダでは視力の表し方が違うので読んでも分かんなかったので今の僕の視力は分かりません。

 

 

 

料金

 

UBC StudentならDiscountが受けられるとのこと。

だったのだが。

 

私は残念ながら正規の学生ではないため、

視力検査の料金はカバーされないとのこと。。。泣

 

視力検査で60ドルなり。涙が止まらない。

ちなみに正規生は10ドルまでひかれるらしい。

 

そして眼鏡の選定へ。

ここも割引きかなくなったらたまったもんじゃないと思ったら

なんか割り引いてくれた。神対応だ。

 

フレームレンズすべて込で100ドルの学生パックみたいなものがあったのでそれを利用しその対象の眼鏡から選ぶ。

 

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その棚の上にはドルガバとかアルマーニとかブランド物の眼鏡もあったが

むろん値段も跳ね上がるため断念。

 

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合計160ドル。

 

まぁ日本のメガネチェーンよりだいぶ張ってしまった。致し方ない。

 

 

で、

 

問診票と決めたフレームを渡すと

店員さんがびっくり

 

店員:あなたこの視力で生活してるの!?!?

ぼく:段差とかで危ない思いしますよね(苦笑

店員:緊急なので特別に1時間で作ってあげる!!

 

待ち時間が24ぶんの1になった。

なんて神対応。

てゆか作れるんかい。

 

そんなこんなで、カナダでおニューの眼鏡を無事手に入れました。

約1週間ぶりの鮮明な世界は美しさに満ち満ちていた。感動した!!!!!!!

 

 

総括

 

今回バンクーバーで眼鏡を作ったわけだが、

 

日本のがいいっすね。はい。終了。お疲れ様。

 

視力検査も眼鏡屋で無料で受けられて、しかも値段も安ければ5000円。保証もばっちり。

 

日本でつくりましょう。

Westminsterのアウトレットに行ってみた

さくっとした記事をば。

 

アウトレットといえば、

ワンシーズン前のものだったりブランドのワンランク下ラインの商品だったりを揃えた

主に郊外にででんと構えるモールである。

 

静岡県民としては、御殿場プレミアムアウトレットにはなかなかお世話になっている。

三菱のアウトレットも三井のアウトレットも好きである。

なんというか、買わずともふらふらするだけで満足してしまう。

 

で。

 

バンクーバーの人間はショッピングというと

シアトルに足を運ぶことが多い。

なんせ税率を考慮するとシアトルで買う方が安くなるそうな。

 

そんな買い物客は南下してしまう悲しいバンクーバー。

意外と知られていないようだが

バンクーバーにもアウトレットモール…がある。

 

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WaterfrontからCanada Lineじゃない方のスカイトレインで揺られること10駅ちょっと

22nd Streetの駅からさらにバスに乗り、

さらに降車して歩くこと15分。

 

さすがはアウトレット。郊外ゆえ

 

アクセスが悪い。

 

 

 

おなじみRootsをはじめ

 

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ALDO

 

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BANANA REPUBLIC

 

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Calvin Klein

 

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ARMANI EXCHANGE

 

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てな感じのファッションブランドのほか、

家具なりスーパーなりもある。なんじゃここは。

 

これはアウトレットモールというか、なんなんだろうか、うーん・・

ともかく、アウトレット品があることには間違いない。

 

 

ちなみに。

Rootsのアウトレットはここのほかに

もう一軒見つけることができた。

こちらはUBCからバスで1本、ののち20分くらい歩けばつく。

とりあえず歩かねばならない。

アウトレットにたどり着くにはひと手間が絶対いるみたい。

 

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ちょっとお高いRoots商品を少しでもリーズナブルに手に入れたいなら

足を運ぶ価値は大いにあり。

 

バスなり電車なりの暇つぶしものは必携。

ショッピング好きはぜひ!

さようなら、バーバー・イカニモ

凍てつく冬があけ、はやいものでバンクーバーには春が来た。
まだコートがないと肌寒いときもある一方で、日はすっかりのび
春を彩る花々が咲いて散ってのバトンリレーを繰り広げている。
月日は流れ、うららかな日々の中に蕾は膨らみ花は咲き、花は散り、髪は伸びる。
そう、髪は伸びてぼさぼさになるのだ。

 

 

僕は少し迷っていた。
順当にいけば
「例の床屋」
また髪をきることになるだろう。
普通にカットに関しては申し分ないし値段もリーズナブルだ。
そしてこの床屋のブログにおける反響をみるに、ある意味鉄板ネタとしての立ち位置が確立している。

 

しかし。

 

マンネリは惰性、惰性は向上心の大敵だ。

この床屋、第一回のカルバンおじさん、第二回の上沼恵美子の2人経営のはずだ。


つまり、

ぶっちゃけもうネタを掘る余地がない。

 


バーバー・イカニモが「面白い」という反響をいただけたのは
これらの非常に特色ある登場人物たち、
そして
「怪しげな見知らぬ床屋」につっこんでみたという冒険っぷりによるだろう。

もうここには「冒険」はない。むしろ「安定」だ。

いいのか。安定に満足していいのか。

 

 

 

 

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とかいいながら来ちゃいました(爆

 

 

 

そう。今回でバンクーバーでの散髪は最後になるだろう。


このバーバー・イカニモは結構バッサリきる傾向にあるため
髪が伸びるのがむちゃくちゃはやい(髪がのびるのがはやい人はスケベ、という都市伝説があるが、信じるかは貴方次第である)僕でも2ヶ月はほっとける。

 

今回の目的、それは「別れ」を伝えることだ。
(あと今更床屋探しとかめんどくさい)

 

ちなみに第一部、第二部はそれぞれこちらを参照のこと。

 

sketch-ubc-ryos.hatenablog.com

 

 

sketch-ubc-ryos.hatenablog.com

 


上沼恵美子のおしゃべりカッティング・最終回(第2回にして)

 

今回の担当は第二回で壮絶な49番カットをみせた通称上沼恵美子。
相変わらずのテンションで迎え入れてくれた。
カルバンおじさんはこの日は店の奥で大きく構えている(雑誌を読んでいる)。

 

僕はこのバーバー・イカニモの日本人唯一の常連として
大変信頼をおいている。
今回は最終回ということで、思い切って

 

 

「おまかせで」

 

 

を使った。

怖かったのでスキンヘッド以外で、と付け加えた。

 

 

いつもの感じで、所定の場所にないハサミをごさごさと探し、
カット開始。

 

この日はどういう風の吹き回しなのか
キリフキブシャーの量がいやがらせレベルで多い。


なんでしょうか。蒸し料理なのでしょうか今日は。
髪どころか顔もびっしゃびしゃのりょーすけ。
とりあえず腕時計を退避させる。

 

で、カット開始。

 

そーいえば上沼さんは前回のカットの際
日本に行く旨を盛んに話していた。そう。日暮里信者だ。(第二部参照)

 

というわけで必然的に、その旅行についてきくことに。

上沼さん、日本がいたく気にいったらしく、beautifulって8回くらい言ってた。
何はともあれ良い旅行だったようだ。

 

旅行中はどこにいったの?と聞いてみた。

 

Ah~, Sabae! Sabae!!

 

 

…え、
鯖江??

 

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※鯖江市(さばえし)

福井県嶺北地方の中央部に位置するである。鎌倉時代誠照寺門前町として発展し、江戸時代には間部氏鯖江藩5万石(のち4万石)の鯖江陣屋を中心とした陣屋町となった。多くの世帯が特産である眼鏡関連の産業、あるいは業務用の漆器生産に関わっている。(wikipediaより)

 

眼鏡で有名なあの鯖江に、わざわざ赴いたのか。どんだけ眼鏡好きやねん。

眼鏡男子りょーすけは驚きを隠せない。しかし鯖江は福井県だ。けっこう遠いぞ、頑張ったな。

 


ふーん、っていって、しばらく考えて
ピンときた。

 

 


ぼく:・・・Shi bu ya ??


上沼:Yea!! SHIBUYA!! SHIBUYA!!

      WWWWWWWWWWWWWWWWW

 

 

渋谷だった。大都会だった。

寝耳に水の忠犬ハチ公。

 

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とはいえ、スクランブル交差点すごかったでしょ?って言ってあんまりピンと来てなかったので
ほんとに鯖江行った説まだある。

 

あとはスカイトレインに乗ったとか言ってたがこれは多分ゆりかもめ、かな。

 

そして上沼さん、東京のラーメンがいたく気に入ったらしい。


黒味噌ラーメンの虜になったようで、
いつもは一回ラーメンを食べると暫く食べたいと思わなくなるが(うん、これは上沼さんに限らずしごく万人共通)、
日本では毎晩ラーメン食べたいって思ったわ
って言ってた。

健康には留意してほしい。

 

あとご存知のとおりバンクーバーにも日本発祥ラーメンチェーンがいくつかある。
バーバー・イカニモの近くには山頭火があるし、おなじロブソン通り沿いにはほかにも様々なラーメン店が。
何店か紹介したけどあんまり行きたそうではなかったという謎。
「日本の」ラーメン、ではダメで、「日本で食べる」ラーメンがいいのだろうか。
ちょっと分からんでもないな。僕もはやく大和屋と哲麺行きたいな(ビバ国立)。

 

あと、上沼さんが驚いていたのが、
まぁ電車の混みっぷりはさることながら
道行く人がみなスーツを着ているということ。

ビジネスセクターという様相の薄いバンクーバーから来ると
スーツをまとったビジネスマンの闊歩する東京は非常に新鮮だったみたい。
バンクーバーってそんなもんです。確かに平日でもスーツきた人はほとんどみない。

 

ともかく東京を存分に楽しんだと思われるので良かったよかった。

 

今回は前回以上に、
話してて笑いの多い上沼さんだった。
幸せそうな人をみるとこちらも自然と笑えた。

 

 


いま別れのとき

 

今回がここでの最後の散髪だという旨を伝えると
時間の流れははやいねーっていう
いかにもこの年頃のおばさんが好きそうなフレーズがでてきた。
でもまさにその通り。
ドキドキしながらこの床屋を訪れたのはいつだっただろうか。


カットが終了。
まぁ、うん。
49番。


出る際、日本でまた会いましょうという約束をしてきた。

ちょっと、『メトロに乗って』をBGMに東京を歩く上沼さんが脳裏によぎったけど
すぐに封じ込めた。

 

ともかく。

楽しい床屋だった。

 

別れ際、上沼さんのいつもの笑顔の裏になんかぬくもり的なそれを感じてしまった。
バンクーバーの両親、とでもいうんですかねこれ。
目を細め優しい笑顔で送り出してくれた。息子は日本に帰ります。ちょっと目がしら熱くなった。ほんとに。

 

お父さ…もといカルバンおじさんは店の奥で大きく構えていた(雑誌を読んでいた)。

 


さようなら、バーバー・イカニモ。

 

 

 

 

 

 

最後に、ここの床屋の正式な名称は、というと。

 

 

 

D&K  Nail,Hair & Beauty Salon

 

 

 ドンキーコングだった。

Whistlerのお・も・て・な・し♡♡♡

バンクーバーに留学に行く、といったときの返答の3割くらいを占めていたのが、

 

 

「りょーちゃんオリンピックはもう終わったよ」

 

 

分かっとるわ!笑

 

やはりバンクーバーオリンピックの印象てかなり濃いですよね。

 

そのオリンピックの会場になったスキーリゾートこそ

Whistler、そう、ウィスラー

大事なことなので2度書きました。

 

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 (5sのカメラ、きれい。)

 

 

Whistler山とBlackcomb山から成るこのスキーリゾート(僕はスノボしました)は

その雪質なり山の形状なりがスキーにうってつけなようで(僕はスノボしました)

しかもコースも無尽蔵に存在して

世界中のスキーヤーの憧れ(僕はスノボしました)とも言われている。

数々のウィンタースポーツ雑誌ではこぞって人気首位をとるほどの

とんでもないポテンシャルを誇る

まさにほんとにスキーヤーの聖地(僕はスノボしました)だ。

 

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まぁ、そんなに卓越したスノボ技術を持ち合わせていない僕としては

雪質とかコースに関しては

 

うん、まぁすごいんじゃないかな、ぐらいの感じ。

 

ちがいのわかる男になりたい(切実)。

 

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Whistlerは多分ほとんどの人が行くので

ただレポっても面白みがないので

ちょっと違った目の付け方をしよう。

 

ここ、ビジターの快適度がむちゃ高い。

 

 

お・も・て・な・し① チケット、ハイテクじゃないですか?

 

リフト券の手に入れ方が多種多様。

シーズンパスなる、定額払えば滑り放題なチケットには学生は長蛇の列をつくっていた。

5回くらい行けば元がとれる。

 

また、BC州在住であればエッジカードなるウィスラー会員カードみたいなのを作ることができる。2回以上行くならばこれをつくると、このカードにリフト券をチャージできる。

前もってネットで入金もできるのでチケットを現地で買う手間もいらないみたい。結果毎回現地で買いましたけどね僕は。不器用なもんで。

 

クレジットカード情報が入るので、

1日だけの予定だったけど明日も滑る!みたいな予定変更にもシステマティックに対応。

次の日そのカードをリフト乗り場でかざすと自動で追加の1日分が引き落とされる。

 

日にちがでっかく印刷されているペラペラのチケットをいちいち人に見せるスキー場とはやはり一線を画する。さすが。

 

 

お・も・て・な・し② リフトに地図!

 

これだけコースが多いとどう行こうか迷ってしまう。

リフトの手持無沙汰な時間もこれで有効活用。

 

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お・も(略 ③ ゴンドラが便利

 

ここ最近できたPEAK to PEAKなるゴンドラ。

 

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これはWhistlerを効率よく楽しむうえで非常に役に立つ。

 

Jenny: ねぇきいてMike、Whistlerには2つ山があるでしょ?片方の山を楽しんだら、一番下まで降りてもう1つの山にまたリフトで登るなんて、面倒くさいわ?

Mike: 安心してよJenny、そんなときことPEAK to PEAKが役にたつのさ!

Jenny: PEAK to PEAK?なぁに、それ?

Mike: それぞれの山の中腹を結んだゴンドラなんだ。赤いボディがイカしてるだろ?これを使えば、山を降りてまた登って、なんて面倒な事しなくて済むんだぜ!

Jenny : すごいわMike!画期的よ!

Mike : 所要時間はだいたい10分。山の谷間を抜ける様は圧巻さ!景色を楽しんでいる間に、あっという間にもう1つのお山に到着だ!

Jenny : しかも料金も発生しないのね!本当に便利だわ!2つの山の頂上近くを一層効率よく巡れるわね!

Mike : そうだろ?でもねJenny、僕は君の ”2つのお山” にも釘づけなんだ!

Jenny : Fuckin’ shit

 

 

谷に向かってぐわーって降り、もう1つの山をぐわーって登るという斬新な経路なので新鮮な経験になるだろう。

景色は壮大。

 

 

 

お・も(略 ④ Villageがアツい

 

ふもとのVillageと呼ばれるエリアも楽しい。

山のふもとがスキーヤー(僕はスノボしました)の滞在のためのホテルなので

起きて外に出たらすぐに滑れてしまうというアクセスのよさ。

レストランのほかファッション、スーパー、お酒屋、喫茶店

種々のお店が軒を連ねる。

ここをぶらぶらするだけでも楽しい。

 

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お・も(略 ⑤ スキー以外のアクティビティも充実

 

スキーないしスノボって

 

結構足にきますわね。

 

というわけで連日滑りまくりなわんぱく滞在も大いにオッケーな一方

疲れちゃった飽きちゃったってことも起きるはず。

そんなときもご安心。ウィスラーにはスキー以外にも申し訳程度には楽しめるアクティビティがある。

 

一例がこちら、スノーチュービング

タイヤみたいなのに乗っかって坂を滑る。ソリとも違った面白さがある。

 

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コカ・コーラの提供でお送りしております。

 

 

 

お・も(略 ⑥ フレッシュトラック!!

 

そしてこれはなんといってもおすすめ。フレッシュトラック

通常リフトは8時半にオープンなのだが、

フレッシュトラックのチケット(約20ドル)を携えてリフトに向かうとなんと入場を早められる。

7時過ぎ頃に、一足お先に一気に登る。

 

ちなみにそのゴンドラで日の出が拝めたりする。もう最高の一日のはじまりだわさ。

 

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そして…

山の上のデッキで…

優雅にビュッフェスタイルで朝食を。

 

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こんな贅沢ないですよ!ほんとに!!

いや、ほんとに!!

 

そして8時過ぎにスロープが解禁。

誰も滑っていないぴっちぴちの坂道を存分に滑ることができるのだ。

なんとも粋なオプションである。

 

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朝の雪山はそらぁもう景色も最高。

 

 

 

お・も(略 ⑦ 地道なフィードバック回収

 

最後に、特にホスピタリティに関して舌をまいたものを紹介。

そう、アンケート調査。

 

♪駅前でアンケート調査

♪なんで俺ばっかこんな目に

♪バインダーなんか首から下げ

♪誰からも目をそらされ

 の、あれである。(わかる人はわかる。)

 

 

僕は今冬2回Whistlerを訪れているが、

両方の回で

リフト前で友人を待っているときに声をかけられた。

 

アンケートにご協力ください!

って。

 

なんすかね。

りょーすけ、「のってくれそう」なオーラが出てるんですかね。

 

 

赤いジャケットが僕と被っている

Whistlerのスタッフさん。

手にはバインダーではなくiPad。

 

スノボ歴から、レベル、滞在期間、雪質、スタッフの対応、旅行の満足度などなど

なんと10分程度もみっちり質問された。

かなり事細かな質問内容で、自身のそれぞれの質問に対する当てはまり度ないし満足度を10段階で評価する。

 

僕への問答が終わるとまた新しい待ち人に声をかけてアンケートを収集している。

 

なんというか、iPadこそハイテクであれ人を使っての直接の聞き取りというとっても地道というかアナログな手段。

でもこういう草の根の努力がWhistlerのホスピタリティ向上に大いに役に立っているのではないか、と個人的に思っている。まさに世界のスキーリゾートをけん引するだけあるなぁ~(*^^*)

 

 

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今冬は暖冬で雪溶けつつあったけど

非常に満足度の高い滞在になりました。

 

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さぁ

オリンピック関連のオブジェや

独り占めしたくなる絶景を探しに

ぜひぜひWhistlerへ!

鶴瓶さんの fish & chips

Stevestonという地域に行ってきました。

 

予報では雨だったものの

フタをあければ

しごく一瞬のにわか雨を除けば

たまに青空ものぞく薄曇りというお散歩にはまぁまぁな感じの天気に。

最近のバンクーバーはやや情緒不安定である。

 

アジア人の集積地であるRichmond地域にあるSkytrain最終駅からさらに410番バスでゆられること30分くらいかな?

アクセス的にはちょっとお時間いただく感じです。

この地域は特に日本人の根付きの深い地域らしく、

日本人の名字の通りもあるらしい(発見するには至らず)

 

 

家族に乾杯 in Vancouver

 

で、友人のご案内でそぞろ歩いていると

 

結構有名らしい

fish & chips 屋さんを発見。

 

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どこかで見たことある!!と思ったら

これ、

『鶴瓶の家族に乾杯』バンクーバー編で紹介されていたのです。

 

このときの旅のおともは確か尾野真千子さん。

 

なんでこの番組がバンクーバーに赴いたかは分かりませんが、海外特別篇みたいな回だったと思います。

そんでなんでまたバンクーバーの中でもこの地域を訪れたのかも分かりませんが、家族と乾杯するためには日本人に会わねばならんわけで。それだけこの地域は日本人ゆかりの地なのでしょうね。

 

 

海上に設けられた人工島(大袈裟)で経営されているこのお店、

 

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やっぱり人気なようで結構な行列。

写真撮り忘れましたが大変美味しゅうございました。ポテトがこう、手作り感むんむんな感じで最高でした。

 

 

雑貨屋めぐり

 

その他この地域には

ご覧の通りの小さな日本庭園や、

 

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一面に桜が植えられた公園や

 

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なんといっても雑貨屋群が!!

 

こちらNIKAIDOはお名前からも分かるとおり日本人経営のお茶屋さん。

 

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お茶を前に禁断行動禁じえなかったけど、もうすぐで静岡茶飲めるから!と我慢。

お茶っ葉やお洒落な関連食器のほか、文具やポストカードなどの雑貨も揃う。守備範囲がもう私のツボすぎてつらい。

 

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甘いもんを携える

 

 

そして最後はお待ちかねの

スイーツコーナー!!!!(女子)

 

まずはこちら、MINI DONUTS

 

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このブログにおけるドーナツの立ち位置はなんというか殿堂入りな感が最近出てきた。

 

今までのドーナツとは違い、名前のまんまだが一口サイズの何とも可愛らしいドーナツ。

 

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いろんなフレーバーがあるがどれも見た目がなんというかキュート。

セクシーなのキュートなのどっちなのと言われたら間違いなくキュート。

どっちが好きなのと言われたら私は迷っちゃいますね。セクシーもいいですよね。きいてないですね。はい。

 

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おつぎはこちらのワッフル屋さん

 

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ベルギーワッフルのお店。

ちなみに私、ワッフルにも目がない。あの網模様をみただけで幸せになる。

現地の方と日本人のご夫婦で経営しているそうだ。

こちらもまたいろとりどりのフレーバーに迷ってしまう。

 

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「あらー来年就職なのー、バンクーバーには戻ってこないの?」

「就職したらなかなか休めないもんねー」

的なご婦人との会話で多少よぎった現実を、ワッフルで上塗りする。笑

 

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 すっかりパーティ仕様になったワッフルたち。

 

 

 

Granville islandにも負けない、面白い地域でした!

なんでか今の今まできいたことのなかったマイナー地域ですが

お時間あればぜひ足を伸ばしてみて♪

 

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留学の「持ち物」

留学直前期になると

大学の国際課なり

先輩方の組織なりが

具体的な渡航の手引きを示してくださる。

※HEPSAの先輩方本当にお世話になりました!改めてご卒業おめでとうございます!(*^^*)

 

典型例が、どんなものを携帯すべきか、何を持っていくべきか。

 

そしてほんとのほんとの直前になると

スーツケースにドカドカとぶちこむ荷造り大会が始まる。

 

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これから留学に行く皆さんもうっすら懸念しているであろう「何を持っていくか」

 

まぁ、かっちりした持ち物案内は大学なり機構なりから手引きいただけると思うので、

来た身として必要だと思った盲点なモノをつきまくります。

 

 

 

 

持ち運び用PC

 

iPadなどのタブレットも可。

少なくともUBCにおいては

レジュメもなにもかも完全にパソコンベース。

日本でもそうではあるが、こちらの方が一層その色は濃い気がする。

持ち歩く機会がほんとーーーに多い。てゆかいつも持ち歩く。

というわけで持ち運びやすいiPadなりSurfaceなり軽いノートパソコンなりは必携です、必携!

 

ちょっとでかめなノートパソコンを使っている人は結構覚悟した方がいいかも。

 

 

 

 

愛用した単語帳

 

こっちに来てからというものの

語彙力勝負の局面ばかり。

受験時代に使ったもの、英語の試験用に買ったもの

なんでもいいので単語帳をもってきて語彙力補強(というか思い出し)に役立てるのは有効だと思います。

 

前記事でも触れたとおり、

 

英語の学びを考える - スケッチ!UBC

 

こちらでは日本語を赤シートで隠す覚え方より

英語自体を隠す覚え方の方が圧倒的に実践的になるので、

ひょっとすると同じ単語帳でも違った発掘の仕方になるのかも。

センターレベルのものをこの逆ルートでやり直したり、

ちょっと難度高い単語帳で補てんをはかったりするのがいいかな、ってわけで

二冊あるとベター。

 

 

 

 

サングラス

 

なんというか、うん。

 

みんなもってる。

 

単純に目をいたわるためというのもありますが、

何よりね、

 

気分をだすため。

 

私は眼鏡男子なのでサングラスをつくるとなると一苦労。

当然カナダですると一層高額なので、日本で済ましておけばと後悔。

 

持っておけば、私もバカンスリゾートバケーション気分を一層味わえたのだろう。笑

 

 

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写真を間違えた気がするごれらい。

 

 

 

有線インターネットケーブル

 

これ、先輩方の作成された留学手引きに書いてあって、

 

????????

時代錯誤??????????

タイムスリップ???????????????

 

ってなったんだけど、来てみて実感。

 

寮は自室にWifiがとんでいなかった。

ルーターもないしそもそも電気屋どこー状態な最初において

有線ケーブルを持っていればとりあえずのネット環境をスムーズに確保できます。

 

 

 

 

関数電卓

 

これは…学部柄。

必要になる可能性が0とは言えない。

関数機能は任意だが最低限電卓はもっていた方が良い。

現地で買うのもちょっと馬鹿馬鹿しい。

 

 

 

 

第二外国語の教材

 

特にうちの大学は第二外国語が1年生で必修なのだが、

その後引き続きその言語を頑張る人もいれば

なんだかんだでやめる人もいると思う。

留学生同士の関わりが多い中で、

二外はどんなレベルにしろ必ず役に立つはず。

教科書なり使った教材があると捗ると思います。

 

 

 

 

送別ギフト

 

つまり、旅立ち前に皆さんが下さった

寄せ書きや贈り物の類。

 

本当にありがたいことです。ほんとに。

 

 

特に寄せ書きなど文字に落とされたものは、

日本を離れた後でこそ一層じんわり来る。

僕はそれほどでもなかったがホームシックを発病することも珍しくないと思うので

忘れずにもっていこう。

 

たまに見返して初心に帰ったり

ちょっとセンチなときに()それを和らげたり

日本の友人との繋がりを感じられる非常に価値あるものです。

 

 

 

スペアメガネ(視力矯正者のみ)

 

昨年夏の交換留学生追い出しパーティで

留学から帰ってきた方に言われたのが、

 

「スペアのメガネをもっていけ」

 

確かに留学先でメガネをつくるとなると

ジンズやらゾフやらといった格安で作れるお店があるかは分からない。

 

でも、正直、ジョークだと思ってました。

まあ、ジョークなりにも、一応スペア持ってきました。

 

 

 

 

 

結果大当たりでした。

 

 

 

え、詳細?

気が向いたらまとめます(小説調で。)

 

 

 

・お酒が好き

・お酒に強くなく

・かけらでもハッチャケ気質のある

人は

必ず持っていきましょう。必ず。

 

 

 

 

日本に帰ったらちゃんとメガネつくらなきゃ。

 

たまに遠くにいる人のこと認知できないのはシカトとかではないのです。

 

度が合っていないのです。

 

そんなときは優しく手を振ってあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに。

 

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ちょっと漁ってみたところ、今は亡きラウンドシェイプ眼鏡をおさめた貴重な一枚を発見したので、

サービスでのせちゃうよ。

夏。富士山の水の流れるまちにて、わらじと共に。

結構気に入ってたんだけどなぁ…苦笑

 

 

 

 

あと、関係ないですけど、

メガネのことを

「アイウェア」っていう人、

なんなんですかね。

はっ倒したくなりますよね。

関係ないですけど。

 

 

 

 

 

その他、バンクーバーだからこその要る要らない、

そもそもこれは持ってこなくてよかった!なものも

また改めて…。

留学先で日本人と絡む是非

僕自身こっちにきてずーーーっともやもやしてた悩み。

交換留学に散っている同窓の友人の大部分も抱えていた悩み。

それが

「留学先での日本人との絡み」について、である。

 

日本人の異様に多いUBCにおいてはこの悩みはより顕著かもしれない。

 

 

 

日本人をシャットアウトすべき、という考えは

 

・英語の卓越、という留学のオーソドックスな主旨に従えば、日本語の使用自体がまったくもっての甘えであろう

・日本人との絡みは日本でできるじゃないの

 

といった理由による。

 

ごもっともである。日本語を全く持って排斥して多言語に向き合うことによる伸び率は非常に大きいはずだ。

外国にいたものの結局日本人同士でばかりかたまってしまった、という話は典型的な留学失敗談だ。これはなんとしても防がなければいけない。

 

 

僕は当初、UBCのあまりの日本人の多さに、

気をつけなければ上記のような失敗を起こしてしまいかねないと逆に焦ってしまい

日本人といちゃだめだ!だめだ!みたいな心持ちになってしまっていた。それがときに過剰であった。

(不快な思いされた方が万一いたら本当にごめんなさい)

 

 

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しかし、いくらかして気づいた。

日本人だから、という理由であからさまに関係を避けようとするのは

 

 

見方によれば

逆・人種差別だ。

 

 

この葛藤のさなか

いろんな人に話してみて、

アドバイスいただいて、

だんだん気持ちに変化が生まれてきた。

 

 

日本人との絡みを許容する見方を獲得していったのだ。

 

 

・UBCという環境で出会ったという点では日本人も外国人も関係ない、どちらも貴重な出会い

 

UBCには日本の様々な大学から交換留学にやってきている学生がいる。自身の大学に籠っていては得られない出会いに相違ない。特に関西の大学の方と関わる機会は本当に少ないだろう。UBCという場を介して日本全国の学生との繋がりが形成されるのだ。

 

また、UBCの日本人はそのすべてが交換留学生というわけではない。すなわち「UBC正規生」の日本人も非常に多い。彼らとの出会い関わりも、当たり前だがUBCに赴いたからこそ成し得たものであるし、バックグラウンドが自身と全く違った人が多く非常に面白い。

 

 

・縁の広がりの可能性

 

なにがいけないのかといえば、日本人との絡みに「完結する」ことなのだろう。

僕の心掛けている絡みはそういう類ではなく、日本人の新しい友人のそのお知り合い、といった流れでまた新しい出会いが生まれるものだ。そしてその出会いは日本人に限らない。

友達の友達、は、国籍のみならないが、自分とは少し異なる特性を持っていることが経験上結構多い。出会いが出会いを呼ぶのなら、日本人だから!といってシャットアウトするのはその先に派生する出会いも失われてしまう。

 

 

・結局のところ続く縁って・・・

 

留学というのは「期限付きのククリ」の形成という色が極めて濃い。国を越えている非常にドラスティックな環境の変化だ。悲しいかな、留学が終わって自国に帰ると、カナダの友達、世界中からやってきた交換留学生とは物理的に距離が生まれてしまう。今でこそSNSで繋がりを維持するのは容易だが、それでも繋がりが希薄になってしまうのは致し方ない。言語の習得や議論の機会としてこういった関係は非常に身になる一方で、そのためだけの縁、短期的な付き合いで終わってしまうものも多い。むろん、続けていきたい縁だって山ほどあるのは事実だが。

 

ある教授が学生に「なぜ留学に惹かれたの?」ときいて学生が「世界中の学生と交流できるから!」と答えたら、その教授は「ばかやろう!そんな縁は結局大学をでてみんな国に帰ったら薄まっていく!教授を利用して勉強なりプロジェクトに精を出しなさい!」と叱咤したというエピソードがある。

まさにそういうことだ。

 

それに比べれば、留学を終えて帰る国が一緒、というのは物理的に縁を続けやすい。打算的ととられたら不本意極まりないが、続く縁、続いていく縁を育むことに重きをおく意義は大きいはずだ。

 

 

 

 

なにがだめなのかといえば

「常に」日本人といること

日本人との関わり「に執着」すること

日本人との関わり「の比重が大きい」こと

結果、殻にこもって「外国の方との関わりをもたず終えてしまう」こと

なのだ。

 

 

日本人との関わりも丁度いいさじ加減で持ちつつ、もちろん世界からの学生との関わりをメインにする、

というようにバランスよく人と関わること、

 

そしてそんな中でも惰性的・非生産的な絡み(だべりの類)はしっかり排除すること、

 

これが留学のおける日本人との関わり方において大事なのだろう。

これさえ心掛ければ、というのが私なりの結論づけである。

 

 

 

おわりに

 

こちらにきて長いこと抱えていたこのもやもやを

やっとこさ書き出す後押しとなったのは

同じく交換留学で

フランスに留学している友人のブログを拝見したことによる。

 

彼や彼のポストに反応した友人たちも

同様の悩みを持ち、そしてほとんど同様の折り合いづけに至っていた。

 

こちらもぜひ参照してもらえればと思う。

そして彼には改めて感謝である。

 

http://aejf.jp/?p=245

 

 

 

つぎに、今後留学をしたい!と考えている人。

留学する街・大学に日本人が多いか否か、というのは

留学先選定においては必ずもっておくべき視点といえるであろう。

 

じゅんっすいに英語英語、というのであれば

このような環境よりは日本人のいない、極めて少ない環境の方がよいのかもしれない。

 

この視点は極めて重要だと思われる。声を大にして言いたい。

 

 

僕の場合、就活も絡んだり英語力の下地をある程度つけていたりという意味では今の環境に不満はない。

 

たまに、「日本語なまったわ~」みたいな状態に憧れたりもするけど、ね。笑