スケッチ!UBC

よーべーせー留学記  ~UBC、バンクーバー、えとせとら~

バンクーバーで眼鏡をつくろう

悲しいお知らせをしなければなりません。

 

 

わたくし、バンクーバーにて

 

 

眼鏡をなくしました。

 

 

ハロウィンではしゃぎすぎてダンスフロアにぶん投げてしまったそうです。

ちなみにこのときの記憶は皆無でございます。

酔いとは恐ろしいものです。記憶ばかりか視界も奪うのですから。

そのときご迷惑をおかけした人々への懺悔は片時も忘れたことはございません。

眼鏡を失ったチャップリンは大変滑稽だったでしょう。いや、私は何も知りません。覚えていないのですから。

 

 

 

スペアの眼鏡をもってきていたのでなんとか暮らしに支障なく過ごせました。多少度がずれていたので遠くの人の班別は苦労しましたが。

 

 

 

もう1つ悲しいお知らせをしなければなりません。

 

 

わたし、この春、

 

 

そのスペア眼鏡もなくしました。

 

 

このときは意識こそはっきりしていますから、なくしてしばらくは本気で探し回りました。

みんながダンスフロアで踊り狂う中、ひとりスネた顔してうろうろしてました。

途中、トイレの前に立っていたガードマン的な人に

お前さっきからゾンビみたいにうろうろしてていかにも怪しいな

ってガって腕つかまれて

眼鏡なくしたんだよ!!!!捜してんだよ!!!!!!!!!

ってブチぎれたら

ガードマンは大変悲しそうな顔で、ゴメェン…って言ってました。

りょーすけが覇気をまとった瞬間でした。

 

 

あのスペア眼鏡は自身が大学2年生のときから使用していたもので

非常に思い入れ深いものでした。

大学時代の「劇的な瞬間」を

奴はいつもうつしだしてくれていました。

別れは突然やってくるのです。

皆さん、日々、感謝の心だけは忘れないで。

 

 

 

 

というわけで眼鏡をなくしてしまったりょーすけ。

視力0.3はまぁ生きてはいけるとはいえ

字は全く読めないし人の顔を認識することもできないしで

どうしようもない。

というわけで、泣く泣くバンクーバーで眼鏡を買うことに。

留学終盤における土壇場の大事件である。

 

いろいろとリサーチした上で、最良かな、と思ったのが

UBCのVillageにあるこちらのメガネ屋さん。

 

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流れ

 

自身の視力が分かっていればよいのだが

今回りょーすけは眼鏡を「紛失」しているのでもうお疲れ様です。

併設の眼科医のもと視力検査に臨む。

まずはその視力検査の予約のために一度訪れる。これが月曜日。

 

つぎの予約がとれるのが水曜日とのことなので

 

火曜日の授業の死亡が確定した。

 

で、視力検査をしたのちフレームを選び、眼鏡をつくる、という感じ。

ほかのお店では1週間かかるとかいう授業大虐殺不可避な打診だったが、

ここではなんと24時間でできるそう。仕事がはや~い。

 

UBC Studentは割引も受けられるそうなのでもう万々歳。

 

 

視力検査

 

こっちの視力検査ってどんなもんだろう、ということで

前回扁桃炎をやったときの通院同様それなりに単語を調べた上でいざ参る。

 

まずは問診票の記入。

 

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記入中、現在の眼鏡はお持ちですか~?ときかれ

全米が涙する苦笑いを示すりょーすけ。

 

ぼく:…なくしたん…すよね。

店員:Oh… 

……。

 

そして奥の診療室に通される。

 

 

日本における視力検査といえばこれ

 

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ランドルト環による視力測定だ。

僕はこれのことを便座と呼んでいる。

 

便座に対してどっち向きから腰かけるかを応えるあれを浮かべる人が大半だろう。

うえーwwwww、とか、ななめひだりしたーwwwwww、とか。

 

こっちでは。

 

アルファベットだった。

 

たとえば F P T 

たしかにぼやっとした視力では判別できない。

 

その後は至ってシンプルで

いろんなレンズをあてがわれて

1のレンズと2のレンズ、どっちがクリアですかー?

っていう問答。

1のがいいね、1も2もあんまり変わらないね

っていう英会話初歩のレベルで問題なくこなせる。

乱視もはいっているのでここのプロセスがちょっと複雑だったが、とんだ杞憂だった。

 

そして問診票を渡される。

日本とカナダでは視力の表し方が違うので読んでも分かんなかったので今の僕の視力は分かりません。

 

 

 

料金

 

UBC StudentならDiscountが受けられるとのこと。

だったのだが。

 

私は残念ながら正規の学生ではないため、

視力検査の料金はカバーされないとのこと。。。泣

 

視力検査で60ドルなり。涙が止まらない。

ちなみに正規生は10ドルまでひかれるらしい。

 

そして眼鏡の選定へ。

ここも割引きかなくなったらたまったもんじゃないと思ったら

なんか割り引いてくれた。神対応だ。

 

フレームレンズすべて込で100ドルの学生パックみたいなものがあったのでそれを利用しその対象の眼鏡から選ぶ。

 

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その棚の上にはドルガバとかアルマーニとかブランド物の眼鏡もあったが

むろん値段も跳ね上がるため断念。

 

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合計160ドル。

 

まぁ日本のメガネチェーンよりだいぶ張ってしまった。致し方ない。

 

 

で、

 

問診票と決めたフレームを渡すと

店員さんがびっくり

 

店員:あなたこの視力で生活してるの!?!?

ぼく:段差とかで危ない思いしますよね(苦笑

店員:緊急なので特別に1時間で作ってあげる!!

 

待ち時間が24ぶんの1になった。

なんて神対応。

てゆか作れるんかい。

 

そんなこんなで、カナダでおニューの眼鏡を無事手に入れました。

約1週間ぶりの鮮明な世界は美しさに満ち満ちていた。感動した!!!!!!!

 

 

総括

 

今回バンクーバーで眼鏡を作ったわけだが、

 

日本のがいいっすね。はい。終了。お疲れ様。

 

視力検査も眼鏡屋で無料で受けられて、しかも値段も安ければ5000円。保証もばっちり。

 

日本でつくりましょう。