スケッチ!UBC

よーべーせー留学記  ~UBC、バンクーバー、えとせとら~

STRONG WORDS

2014年もうすぐ終わりますね。せっかくのこのタイミングなので、

留学前、留学中の印象に残る言葉の数々を。

 

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「日本でだって勉強はできます」

グローバルグローバルおしまくるわが大学。

目的なく海外にでる人間が増えることを憂慮した、僕のだいの仲良しの教授の言葉。

国をかえれば頑張れるみたいなのは甘え。日本にだって活かせる環境は整ってる、整いすぎているくらいである。

つまるところ日本で頑張れないやつが海外にでてどーこーなんのか、ってことかな。。

ハチマキのしまる言葉を頂けました。

 

 

「いいじゃん、友達2倍できると思えば」

留学により、同期の卒業式に参加できないことを憂いていた僕に

先輩がさらっとくれた言葉。

こういうことさらっと言える器の人になりたい。

確かにこっちにきてから面白い人との出会いに溢れる日々である。

 

 

「ブロンズ美女と仲良くなって、日本に連れてきて、最終的に俺とくっつけて」

厳しいです。

 

 

「ひとつアドバイス。成績は最低ラインで十分。それより旅をして体で感じることを大事にしな」

留学はじまって最初に頂いた言葉。成績はまぁどーせならAを狙うけど、本当に大事なのは異国で何をみて何を感じるか。当たり前だけど海外を直接みることは日本ではできないことだ。

 

 

「Ryosukeは日本人にも関わらず英語がうまくてオープンだな!」

どういった場面でかは忘れたが英語圏の友人に言われた言葉。

これ、嬉し半分悲し半分。

自身のしゃべる能力を噛んでくれたのはなんなく悪戦苦闘の末の成果として喜べたんだけど、中身のある喋りとは程遠いからそこは兜の緒を締めて。

で、やっぱり日本人って概して英語ベタの内気な人間たちだと思われてるんだなってのを痛切に認識。それは日本人としては悔しい悲しい。

ガンバロウ、日本!って心ん中でつぶやいた。

 

 

「喧嘩できたら本物だと思う」

これは言語に関して。カーッとなってるときに勢いで英語が飛び出して来たらそれは本当にしゃべれてる証拠、というアイデア。

英語能力の指標として喧嘩力って確かに適切かも。

でもこの言葉は言語の問題以上の、人間関係の本質をついているとも思った。

 

 

「真っ暗なトンネルの中で歩いているようなものなのかもね!」

これは正確には僕に向けられた言葉ではない。僕の友人が、言われて励まされたという言葉を落ち込んでいた僕にくれたのである。

出るときにはこんなに歩いてたんかい!ってなってる、そうな。

トンネルを抜けた先に何があるのか。雪国?いやいや。

ともかく、暗闇だろうが風雨だろうが歩き続けなければ。

 

 

「いつも真面目で落ち着いてるりょーすけがあんなになるなんて…」

お酒って怖いね。

 

 

「いやー最初に得た発見は新鮮で大事ですよー」

面接官の方の言葉。

留学で何に気づきましたか?という質問に、いやーまだ来てそんなに経っていないので…という枕詞をつけたらこう返された。

確かに訪れた最初の瞬間は

まさにギャップギャップギャップ。それを感じとるには最も敏感な時期であることは間違いない。

そしてこの時期にどういう気づきを得るかというのはその後にも間違いなくつながっている。

 

 

「ライト級がヘビー級とやりあえてるって感じだろ」

こっちのテストでそれなりの結果がでたとき、友人がくれた言葉。

言語に関して完全に劣位な状況なのにしっかり戦えてることを象徴する言葉。

うーん。言語に関しては、戦えるライト級ではなくヘビー級になるのってやっぱ無理なのかなぁ。

 

 

「その働き方が僕の考える幸せに合致するか、って」

就活にどっぷり浸かってしまっていた僕。気分転換のハイキングで友人がくれた言葉。

なにが自身の幸せの要素なのか。就活するなかで無意識に薄れてしまっていた大事な大事な考え方かもしれない。

 

 

「月並みなことって、悪いことなの?」

インターンのアドバイザーの社員さんの痛烈な一言。

与えられた課題に対し、自分の方針を示しつつも、オリジナリティを意識して「これ、やってること月並みすぎますよね(^-^;」ってこぼしたらこれが返ってきた。続けて、

「それが本当に必要なことなら、月並みだろうと関係ない。むしろ本質をついているものは月並みになりやすい」

なるほどこの言葉はインターン中の課題解決にとどまらず人生にも応用できそうである。

なんとなく僕ら世代は「他と違う」ことを追い求めがち。それで破天荒なことを目指しがち。な、気がする。

でも本当に大事なのって他と違くなろうとすることではない。本質的に求められるものをきっちりつかんでいることが大事。

平凡な事を平凡に行える事、これ、すなわち、非凡、なのだから。

留学で得る経験も、概して言語力だったり異文化理解だったりアウェーの環境もろもろだったり、同質的になりがちだけど、それ自体が価値ある経験なのだから、かぶったって、いいじゃない。

 

 

「こっちの人写真好きすぎやろ」

すんません。僕も好きです。

 

 

「Hey!! Don’t be Japanese!!」

LA住歴がむっちゃ長い日本人のお友達の言葉。

あ、あなたも日本人ですよ!?笑

これは過度の謙遜謙虚に対し放たれた言葉。

薬も積もれば毒となるように、過度な謙遜はときに面倒くささを感じさせてしまうようだ。

ましてこちらの文化の渦中においてはなおさら。

郷に入ったら郷に従い、少し謙虚さをしまっておいた方がよいんだなって気づかせてくれた言葉。

 

 

 

 

 

留学後半戦ではどんな言葉に出会えるのか。

洗練された言葉に出会うため、精進も忘れずに。

自身も、言葉に重みのある人間を目指して。

 

2015年が皆々様にとってより良い年でありますように。