生きいそぎ、旅いそぐ留学生
ある留学経験のある友人より「旅行ガチ勢」の存在を聞かされていました。
曰く、しょっちゅーーー旅行してるバカンスしてる方々がいる。
たしかにこっちにもいます。とりあえずfacebookの留学生ページは旅行のおやくそくポストで溢れています。
特にUBCの留学生は、留学開始の9~10月にかけて、めちゃくちゃ旅行、旅行とはいかないまでも観光、に明け暮れています。
その理由はというと…
① 留学、人によっては4ヶ月
1セメスターのみの留学という人は、12月で留学が終了。
光のはやさで留学が終わるわけです。
だから彼らの「カナダにいるうちにやれることやっとく感」はすごいです。
② 雨季の到来
バンクーバーには「雨季」があります。あるそうです。
どれくらいのスパンなのかというと、
だいたい10月~4月くらい、だそう。
もっかい言います、10月~4月。
そう。
留学期間ほぼマルかぶり。
なんでだぁぁーーー!!!
やっぱ遊ぶなってことですね。ちゃんと勉強しましょ、そういうことですね。
というわけで、雨季が訪れる前のイッツアビューティフルデイに溢れた9~10月の「うちに」カナダを楽しんでおこう、という思考がはたらきます。
カナダの娯楽のメインはアウトドア。
サイクリング、ハイキング、カヤック、などなど。
あーこれ雨降ったらからっきしできなくなるやーつ。そうなんです。
ちなみに、この「雨季」の存在。
バンクーバーの様相を決定づけるうえで非常に重要な要素です。
以後の記事にも頻繁にリンクすると思うので、赤マーカー引っ張っておきまっしょい
!
③ UBCがまだ(比較的)牙をむいていない
学期のはじまりはオリエンテーション、授業のセレクションの期間であり、
課題やテストもそれほどではありません(もちろんゼロではない)。
だからゆとりがあるうちにできることをやってしまおう、ということかな。
翻って、10月に入った今くらいでUBCはガンガン牙をむいてきます。現にりょーすけ、おもくそ噛まれてます。痛い痛い。
④ 友達作り
これは僕の中では斬新でした。
僕は「旅行サークル」なるものの存在を知ったとき、首をかしげずにはいられませんでした。首折れるかと思いました。
旅行を手段に友達を作るってどういう感じなのか、と。
気の置けない友人と旅行自体を目的に据えて楽しむのが醍醐味なんじゃないんすか?と。
ところが。
こっちでの観光のスタイルは、はじめましての人と一緒にまわる「ことができる」。
主にfacebookのイベントに乗っかった結果リアルではあったことのない人と観光にでることになったり、
友達の企画に友達の友達が参加しててそこで友達の友達が友達になったり(要読解力)。
当然、気心知れた仲間とまわるのも楽しいし思い出になります。
が、この集中した観光需要の時期を活かして新たな友人をつくりに出ることは非常に理にかなっているなと感じました。
なにせ僕は言語的劣等生なので、「たわいもない話をする友人」ってのをいきなりつくるのはハードルが高い。
旅行するなかで自然と話すことができてきますし、同じ写真に写り同じ行程をこなす過程で絶対仲は深まるはず!!
facebookであげさせてもらってるワイワイ系写真のなかで、事前に知っていた人と観光したってケースはほとんどありません。必ず初見の人が混じっています。そんな裏事情も。
外国初心者にとって、旅行を通した他の留学生との交流は非常に有益になるでしょう。
ちなみに。
僕らのような交換留学生と違って、正規でUBCに在籍してる学生は
観光の面では比較的のんびりしている印象があります。
4年間という長い期間腰を据えるのだから焦らなくていいもんね。
まぁ、大学4年にしてはじめて高尾山に登った自分を省みたら、すとんと腑に落ちました。笑
以上のような理由も手伝って、特にUBCの交換留学生は、生き急ぎ旅急ぐ最初のこの時期をうまく活用することがコツなんでしょうね(*^^*)
ほかの派遣先の旅行事情も気になったりしたりょーすけなのでしたヽ(^。^)ノ