UBCってなんなの美味しいの?
僕がここの大学に派遣の内定をいただく少し前のこと、ゼミの先輩がここUBCへの留学から帰ってきたということで、はじめての面会の際のこと。
りょすけ「ブリティッシュコロンビア大学に出願しようと…」
先輩「あぁ、UBCだすんだね!」
りょすけ「??」
りょすけ「あっちでの生活はどんなでしたか?ブリティッシュコロ」
先輩「UBCはほんといいとこでー…」
りょすけ「????」
こんなだったのをふと思いました。無知だった僕は心の中でずっと叫んでました。そう。
なんだよ、UBCって。
ドキュメントとか入れてパソコンにぶっさすあれか? (答.USB)
あぁ、はたまた野球ですか?(答.WBC)
「ぶりていっしゆころむびあ」はどこいったの???
…ちょっとひるんでしまった自身が恥ずかしい。てわけで簡単に大学紹介をば。
初歩の初歩
改めまして、私が留学しているのは
カナダはバンクーバーに位置する
ブリティッシュコロンビア大学、
The University of British Columbia
この頭文字をとってUBCと呼ばれます。
UBCという呼称を用いるのがほぼ100%です。バスのサインもタクシーの運転手さんもみんなこれです。
フルネームで呼ばれている場面はみたことないす。
たぶんムスカ大佐をロムスカパロウルラピュタと律儀に呼ぶ頻度より稀です。
続けたまえ。
ブリティッシュコロンビア州はカナダの西側、太平洋に面した地域。最近話題のシェールガス田も州の北の方にあったりします(へぇー!!)
なかでも前のオリンピックで話題になったバンクーバーは州の中でも一大都市であり、そんなバンクーバーエリアの西端に位置します。
この地図上の左端、ベージュのエリアと緑のエリアの一部がうちの大学でございます。
基本情報
校章。
おなじくうちの大学が交換留学の枠をもつマギル大学。もともとUBCはそこの分校で、独立したという背景があるんだそう。
総合大学であり、文理ともに結構な立ち位置にいます。大学ランキングは学生の質の体現では100%ないにしても、すごいところに来てしまったものです。
学生数は50000人(!!!!)
そして特筆すべき特徴がコレ。
留学生が5分の1を占め、二か国語を操る学生が8割。英語が母国語なのは半分だけという、非常に国際色豊かな大学。
学問のフィールドが広範である点も加味すると、多様性に関しては指折りかなと。まさにサラダボウルという感じです。
日本からの留学生も多い。
バンクーバーのまちの様相それ自体も、様々な人種国籍の錯綜する地域と呼んでしかるべきです。街のテイを大学も如実にあらわしていますね。
でかい。
とかなんとかいって一番いいたいのはこれ。
でかい。
正確には、広い。物理的に。
さきに地図を示してお分かりいただけた通り、バンクーバーの「1エリア」をがっつり占めています。
敷地面積は402ヘクタール=4.02平方km
…っていってピンとこないと思うので身近な例をあげると
われらが国立市。
国立市の面積が約8.15平方km
つまり、うちの大学2倍にすると国立市。
地図と照らし合わせると、このエリアの半分が大学。中央線と南武線に囲まれたエリアがほぼ大学だと思ってもらえれば…
えっやばくね笑
広大さがお分かりいただけたかなと思います。端から端まで歩く気になんてならないね(^^;
※おことわり※
国立ってどこだよ!知らねぇよ!国分寺と立川の間にあるんだろうなってことくらいしか分からねぇよ!って方、すいません。ま、要は広いってことです。(*^^*)
大学というか、本当にひとつの「街」の様相を成しています。
居住のための寮、講義棟のほか、種々のメシどころ、そしてスーパーなりコンビニなり。
さらに非凡なのは博物館や庭園、スタジアム、ゴルフ場など…。UBC内の施設に関してはこれからぼちぼち書いていきます(*^^*)
広大な森、臨海地域という特性は理系の研究の強みにもつながっているそう。納得納得。
おまけ、スクールカラー
こっちにきてよく目にする
こんな配色たち。
これはまさかと思って調べてみるとやはり的中。
そう、スクールカラーは「黄色(正確にはゴールド)×青」!!
ぃやったぁーー!!!自分の大好きな色の組み合わせ!感動を抑えられないりょーすけ。
↑ちゃっかりスクールカラーばっちり反映した私服もってきてる件。
そしてそして
私事で恐縮ですがりょーすけのアナザースカイ(大げさ)であるスウェーデンの国旗もご覧のとおり。なんの巡り合わせなんだと。
※スウェーデンってなんのこっちゃ?って思われた方、これはまた別のおハナシ、、、ですがネタが尽きたぐらいでここにも書くかもしれません。笑 ゆるーく期待してて下さい♪
と、いうわけで(?)
おなじみUBCパーカーも種々のグッズも、迷ったらこの配色に従えばアナタもUBCツウ♪
まとまりのない今回の投稿をまとめにかかる
UBCのくっそざっくりした概要はこんな感じです。
その中身をつめていくのがこのブログの意義でもあるので、お付き合いいただければと思います。(*^^*)
自身は今まで非常に小さなコミュニティへの所属が多い人生でした。小中、高校はもとより、大学もわりとこぢんまり。
だからこそ、UBCという巨大な社会に最初こそたじろぎました。今は、大波に飲まれないようしっかり乗りこなしていかねばな、と気を引き締めています。自身の中では異国という点に加えての大きなチャレンジング要素だと思っています。
最後に紹介するのは
UBCの校訓、Tuum est ~あなたのもの、あなた次第~
そだね、「僕の留学、僕次第」!