スケッチ!UBC

よーべーせー留学記  ~UBC、バンクーバー、えとせとら~

焦り

病床。

 

天井を眺めながら。

まだペニシリンももらっていない頃。

 

イブプロフェンが功を奏して束の間の痛みの収束を見たさなか、

ちょっと考え込んでしまった。

 

 

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セメスター2をむかえ、

はやいもので留学生活も折り返し。

光陰矢の如しとはよく言ったものだが、これほどに月日の流れが早いのには驚かされる。

 

晩春には日本に帰り、帰ったのちもいろいろなことに追い立てられる。

 

 

 

私、留学を活かしきれているのかな。

 

本当に、留学生活に見合った成長ができてるのかな。

 

 

 

とかふと考えてしまった。

 

 

 

確かに、UBCを訪れた当初に比べて

物理的な能力の面、内面、様々な点で

多少は伸びを実感する場面もあった。

文字通り孤独だった初日に比べれば仲間にも大いに恵まれた。

12月、ふとしたときに

自分の英語力に一抹の「流暢さ」が萌芽していることをなんとなく感じ取った機会があった。

そのときの高揚感は忘れられない。忘れられないのだが。

 

 

上を見上げればきりはないものの、

まだまだ授業のディスカッションでついていけない場面

相手の発言が正確に理解できない場面

こういったものにも少なからず遭遇する。

 

 

そして、かつて宣言したような

劣等生を活かし積極性を強みにするという行動指針は

今も健在なのだろうか。

甘えな環境に知らず知らず身をおいてはいないだろうか。

 

 

セメスター2。

冬休みの休息から切り替えたとたん

自分なりにショッキングな

無力を痛感させられるような出来事が

授業内外で起こったのも手伝い

軽くブルーな状態。

 

 

そんなタイミングに扁桃炎が重なってしまった。

 

 

健康を損なったことで何もできない自分が一層もどかしい。

貴重な留学期間に何やってんだって自分を責めたくもなる。

 

 

周りの留学友達、

同じ大学から世界に散って行った友達、

みんなもこんな葛藤抱えてたりするのだろうか。

それともそんなん抱える間もなく邁進しているのか

大いに謳歌しているのか。

私には、みんなの成長スピードが半端ないものに写ってしまい(勝手な想像含め)

それも逆にプレッシャーとなる。

 

 

病は払しょくしつつあるので

こんなブルーモードもはやく断ち切って

残りの時間を最大限に活かしていかなければ。

 

 

時間はないのだ。

 

 

って感じの、1月には希なSuncouverと対照的なこの頃である。