スタバ好きよ、バンクーバーに来たれ! ① バンクーバー
スターバックス。
泣く子も黙る世界最大のコーヒーチェーン。
そこでMacbook開いて居座ることは意識高い系の典型と揶揄されるほどに
プレミアムある空間も演出している。
いきなり自分語りで恐縮だが、
僕はスターバックスには苦い思い出がある。
地方出身ゆえ地元にはスターバックスはなく、
上京してはじめてお目にかかった。18の頃だ。
そしてとある機会についに憧れのスターバックスに入ることに。
上京少年の胸の高ぶりは言うに及ばない。
あの!スタバに!!ついに!!!
・・・しかし列が進むにつれてどんどん不安と緊張が膨らむ。
そう。
何を頼めばいいか分からない。
メニューは見慣れない横文字だらけ。
コーヒーではなく緑茶でずっと育ってきた静岡県民にとってはもはや異世界。
スタバのお洒落なメニューはその横文字から実体が分からない。
どうしよう。分からない。でもへんに時間くったらそれこそオノボリさん全開になって恥ずかしい。どうしよう。
結果、僕の番になったとき、とりあえず一番お洒落っぽいやつを頼むことにして
「フラペチーノ、ホットで。」
お分かりいただけるだろうか。
「フラペチーノ、ホットで。」
この意味がお分かりいただけるだろうか。
あの時の店員さんは本当に優しい人だった。心からの優しさと憐れみ溢れるあの笑顔は忘れない。
店員「あ、えーっとですね。フラペチーノはアイスの商品になっておりまして・・・」
え!??!?!これやっちゃったやつ!?!?!?!(ご名答)
ぼく「あ、え、あ、そなんすね、えーと」
「ふ、ふつーのコーヒーで」
完全にテンパっている。なんだよ、普通のコーヒーって。
店員「あ、えー・・・アメリカーノでよろしいですかね?」
ぼく「あ、え、はい」
・・・
上京少年は15年分ぐらいの恥をかいた気がした。
あれ以来スタバアレルギーになってしまった。
本当にめったなことがない限りスタバには近寄らないりょーすけだった。
緑茶暮らしは東京に来ても変わらなかった。
転機
そんな僕の転機となったのはニューヨーク。
sketch-ubc-ryos.hatenablog.com
こちらの記事でも触れたが、ニューヨークでスタバのコーヒー片手に摩天楼を練り歩くことがもう無条件にかっこよく思えて、いざやってみることに。
結果、非常に気分がいい。
そして、緑茶で育ってきたりょーすけにとって
めったに飲まないコーヒーは結構な覚醒を巻き起こし
「キリッと効果」の恩恵に預かることができた。
もうそこにはフラペチーノホットでの面影はない。
日本に比べ割安なのも手伝って、これ以来よく利用するようになった。
目に見える留学の成果である()
バンクーバーとスターバックス
さて、前置きが長くなってしまったが、ここからが本題。
多分本題の方が圧倒的に短い分量なのはご愛嬌。
バンクーバーはスターバックスにとって記念すべき都市といって間違いない。
もともとシアトルからはじまったスターバックス、
アメリカ以外に初めて進出したのがここバンクーバーなのだ。
その記念すべき海外一号店は
Waterfront駅にあるこちら。
シアトルの本店同様、持ち帰り専用だ。
シアトルの本店がいつも列をなして
しかもオリジナルフレーバー、オリジナルグッズに溢れ
写真撮影に勤しむ人が絶えない一方、ここは
まぁ、うん。
特に。