スケッチ!UBC

よーべーせー留学記  ~UBC、バンクーバー、えとせとら~

カナダの風邪は、どこから? 続き

UBC hospitalへ

 

ググったところ、イブプロフェンは扁桃腺の腫れへの「直接的な対処」にはならない、みたいな情報を見つけたので、もう埒が明かないので病院にいくことに。すでにこれはただの風邪ではないことは察しがついていた。

りょーすけ、記念すべきカナダでの病院デビュー。

 

場所はこちら、UBC hospital

UBC構内にある、いわゆる大学病院。

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ちなみにUBCの生徒はStudent Health Serviceなるものが用意されている。なんと無料。

しかしこの日は週末のため、Urgent Careを利用。名前からあふれ出る切迫感。でもこれもふたを開けてみたら無料。

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指さし英会話

 

皆さん、扁桃腺って英語でなんていうか知ってます?

 

解:tonsils

 

知らんわいな。

と、こんな感じで、事前に、症状を言い表すのに必要な単語を漁りに漁る。

床屋のときとおんなじ(前記事参照)

見知らぬ床屋にウォークインした話 - スケッチ!UBC

 

 

床屋のときより、一層直接的に「命かかって」るんでもう全力。

 

 

しかし、今回は、床屋のときとは決定的に違う点がある。

そう。床屋ラウンドのときは

 

健康だったのである。

 

 

今回はもう喋る気力も起きないので

 

こんな感じで事前に書き落とした単語を指さしながらの

指さし英会話。

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いやでも頑張って喋りました結局。

冗談半分とはいえ入院とか書いてるのは後になってちょっと笑った。

 

 

 

診断へ

 

しばらく待たされた後

ようやく処置っぽいことがはじまる気配が。

それもそのはず、

 

ベッドに通されました。

 

すると銀縁の女性看護師さん登場。美人。

またひと通り症状を確認される(3度目)

喋るのも辛いというのになんというSっぷり。

すると銀縁お姉さんは

 

首回りを押し始めました。

 

なるほどリンパの腫れ具合を見たいのだろう。

 

でもね、ブロンズ美女がね、首押してくれるんすよ、

でまた、これがね、近いんですよ、距離。

へ、へへ。

 

 

で、銀縁お姉さんは次に患部を綿棒でなぞる。ここで私は確信。

 

あー、これ扁桃炎だわ。

 

扁桃炎の検査では患部を綿棒でさすったのち、採取した粘膜を培地にて観察し、細菌の有無や種類を確認する

的な記事を読んできていたのである(めっちゃ予習済み)

 

 

そしてようやく銀縁お姉さんに連れられたドクター登場。

もう呼び名考える気力はないので適当に

ドクターマリオってことにする。

 

 

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ドクターマリオはまぁまず患部を覗く。

そして銀縁お姉さん同様首筋をさする。

何も興奮しないりょーすけ。

 

そしてどうも不可解な感じを見せた後…

 

 

「君、時間ある?」

 

 

いやお茶とかしねーよ!?お前とお茶とかしてかないし、そ、そういう気なんてさらっさらないんだからっ!!ピーチ姫じゃないし!なによ!首筋触ったくらいでいい気にならないでよ!あたしそんな軽いオン・・・

 

 

 

「ある伝染病の疑いがあるから血液検査していきましょう。1時間ほどいただきます」

 

 

 

ハッ・・・!?

 

 

こうしてベッドに放置される私。

 

こんなの扁桃炎予習の中では出てこなかった処置。え、うそん。

 

この間、喉の痛みに対する処方、なし。

どんどん痛くなる扁桃腺。

 

 

 

採血

 

まじか…これ結構やばいやつなのかな…

不安にさいなまれる私。

すると、

 

10分後くらいに突然イカツイにーちゃんが現れた。

医療従事者の服装ではあるが、ガムくっちゃくっちゃしててめちゃ柄悪い。

 

と思ったら即行で注射。血抜いてる間もくっちゃくっちゃは止まらない。

そして抜き終わったら即行で退散。

 

イメージ的にはガキ使の笑ってはいけないの尻シゴくあの人らみたいな感じ。

 

りょーすけ、何だったの状態。

嵐のような一瞬であった。

相変わらず悲鳴をあげる扁桃腺。

 

 

 

結果

 

 

1時間後、銀縁お姉さんによる結果報告。

 

 

 

ドキドキ

 

 

 

伝染病ではないとのこと。良かった。

 

 

「安静にして、よく食べて下さい。では。」

 

 

…えっ?終わり?

なんか病院限定の患部に塗って楽になる薬的なあれとかもなし?

てゆか食べるの辛いんですけど!

Sなの?やっぱSなの銀縁お姉さん!

 

 

ドクターマリオに再度きいたところ

 

ウイルス性の扁桃炎はそれに直接効果のある薬がなく、自然療法に任せるしかない

とのこと。

すげーめんどくさそうだったこの時のドクターマリオ。

 

 

奈落の底に突き落とされた気分だ。

4時間ぐらい病院にいて何ももらえないなんて。

スマブラ的に言えばドクターマリオにメテオ決められた格好である。ライフ1つなくなりました。

 

 

こうして週末は泣く泣く

その場しのぎのイブプロフェンとトローチでひたすら寝る。いや寝れねーし。

 

 

 

急展開

 

そしてこの火曜日。UBC hospital から電話が。

「培地の結果がでました、細菌性だったんで抗生物質だしますからすぐ来てください」

 

おーいっ!!!!!

細菌性だったんかーいっ!!!!

あの週末なんだったんじゃぁーいっ!!!!!

 

銀縁お姉さんはともかく

ドクターマリオ、お前言ったよな、「ウイルス性だから仕方ない」って。

 

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あの野郎。

次会ったらデコピン。

 

 

 

で、早速重いからだで伺ったところ処方箋をもらう。

 

医者とかとの面会一切なし。そりゃそうだけど。

 

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ともあれ処方箋いぇぇぇ

何書いてあるかも正直わっかりません。

 

 

そしてそしてshoppersの薬局にて

大正義ペニシリン(抗生物質)ゲットしましたとさ。

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ただいま絶賛服用中です。

 

 

 

まとめると、私の症状は

細菌性扁桃炎

 

つまり、これ、

 

 

 

 

日本だからとかカナダだからとかあんま関係ないよね。

 

 

 

 

ごめんなさい、ブログタイトルと違いますね。ごめんなさい。

 

あと仲間さん、ベ〇ザでも無理でしたこれ。

 

 

 

そんなわけで、今は大正義ペニシリンの助けにより快方に向かってはいるわけですが、

気を抜かずに完治させたいところです。

扁桃炎、ぶり返しやすいそうなので(フラグではない)

 

 

 

 

何はともあれ、せっかくの留学期間なのにロスしている感は尋常ではない。

はーあ。